夏の終わりに気がついたら髪の毛がパサパサしていたり、髪色がなんだか明るくなっていたり・・・
そのような経験、ありませんか?
夏の強い日差しの下で過ごすと、肌の日焼けが気になりますが、実は髪の毛も同様に紫外線の影響を受けています。髪が日焼けすると、乾燥してパサパサになり、色褪せや切れ毛、枝毛などのダメージが増えます。ダメージがひどいと、手触りが悪くなったり、きれいなヘアスタイルが台無しになってしまうこともありますよね。
このコラムでは、髪の日焼けによる影響とその対策について詳しくご紹介します。紫外線から髪を守り、夏でもツヤツヤで健康的な髪をキープするための方法を一緒に学びましょう!
夏のパサパサ髪を防ぐ方法とは?
紫外線はキューティクルを剥がしてしまい、髪のパサつきや切れ毛の原因に。そこで、紫外線による夏のパサパサ髪を防止する方法をご紹介します。
- UVスプレーの使用
- 帽子や日傘による紫外線の遮断
紫外線対策に欠かせない日焼け止めスプレーの使い方
髪の日焼けを防ぐためには、日焼け止めスプレーの使用が効果的です。髪全体にムラなく塗布することができ、同時に頭皮の日焼け対策にも繋がります。スプレータイプの日焼け止めも、他のタイプの日焼け止めと同じく、外出する30分前には使用するといいでしょう。
まず、スプレーする前に、髪を軽くブラッシングして絡まりをほぐしておきましょう。それから、髪から20~30センチ離して髪全体にまんべんなくスプレーするようにします。さらに、手でなじませ、ムラなく行き渡らせましょう。2〜3時間おきにスプレーし直すことで、紫外線対策効果を高めることができます。また、汗をかいたり、水に濡れたりした場合は、こまめに塗り直すことが大切です。
おすすめの日焼け止めで髪を守ろう!
日焼け止めスプレーを選ぶ際には、以下のポイントを意識しましょう。
①SPF値とPA値で選ぶ
SPF値は紫外線B波(UVB)を防ぐ効果を示し、PA値は紫外線A波(UVA)を防ぐ効果を示します。長時間、太陽の光を浴びるイベントや炎天下での活動には、SPF50以上の日焼け止めが理想的です。
②使用感と香りで選ぶ
日焼け止めスプレーは、毎日使うものなので使用感や香りも重要です。べたつかず、軽い仕上がりのものを選ぶと、快適に使い続けることができます。また、お気に入りの香りを選ぶと、使用するたびにリフレッシュできておすすめです。
③UV耐水性で選ぶ
海やプールに行く際には、水で日焼け止めが落ちてしまうことが心配ですよね。そんな時は、UV耐水性の日焼け止めを選ぶことで、紫外線対策効果が維持しやすいのでおすすめです。耐水レベルは星1つより星2つ(UV耐水性☆☆)の方が高いので、購入時に確認しましょう。
④携帯性と使いやすさで選ぶ
外出先での使用を想定している場合は、手軽に使えるようにコンパクトで持ち運びやすいサイズの物を選ぶのがベター。また、スプレーのノズルが詰まりにくく、均一にスプレーできるかも確認しておくと便利です。
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帽子や日傘で髪を守る
日焼け止めをこまめにスプレーし直すのが難しい時などは、やはり帽子や日傘を使用するのがいいでしょう。こうしたUV対策グッズは、夏の暑さ対策や熱中症予防にもなるため、一つ持っておくと便利です。
帽子を選ぶ際は、つばの広いものを選ぶとより多くのUVカット効果が期待できます。また、通気性の良い素材を選び、頭のサイズに合ったものを使用することも大切です。
日傘を選ぶ際は、遮光率の高いものを選ぶことが大切です。大きめのサイズの日傘を使用すると、より多くの紫外線を防ぐことができるでしょう。持ち運びしやすいサイズの日傘であれば、外出先でも気軽に使用できていいですよね。
帽子や日傘は物理的に紫外線を遮断でき、髪も頭皮も守る効果が期待できます。特に髪の分け目の頭皮は日焼けしやすく、炎症が治った後はフケの原因になることもあります。紫外線対策効果を高めたい方は、日常的に帽子や日傘を併用することをおすすめします。
紫外線から髪を守るためにも、様々な方法を組み合わせて対策を徹底しましょう。
知っておきたい!今日から始められる髪の日焼け対策
日焼けすると髪の毛がパサつくだけではなく、色が抜けて明るくなったり、白髪が増えたりもします。さらに、髪の毛のタンパク質が損傷し、ゴワゴワになり、まとまりにくくなります。
そんな紫外線による髪のダメージを防ぐために、日々の習慣の中で取り入れられる対策について学んでいきましょう。
髪をしっかり乾かしてから外出しよう
髪を濡れたまま放置するのはNG。濡れた髪は紫外線の影響を受けやすく、ダメージが進行しやすい状態です。また、乾ききっていない頭皮は雑菌が繁殖しやすい環境となり、頭皮トラブルを引き起こす可能性もあります。そのため、外出前には必ず髪をしっかりと乾かしましょう。
朝や出かける前にシャワーを浴びる習慣のある方は、特に注意が必要です!
濡れた髪の乾かし方を徹底解説
髪を乾かすときは、以下のポイントと手順を参考にしましょう。
- タオルドライをしっかりと行う
- ドライヤーの温風は高温にしすぎない
- ドライヤーと髪の距離を保つ
- 髪の根元から乾かす
- 最後に冷風を当てる
- スタイリング剤を使用する
まずタオルドライで水分を取りましょう。タオルドライは髪の水分を吸収し、ドライヤーの使用時間を短縮することで、髪への熱ダメージを減らすことができます。タオルで髪を軽く叩くようにして、水分をしっかり吸い取ります。強くこするとキューティクルが剥がれる恐れがあるので注意が必要です。
次に、ドライヤーで根元から毛先に向けて乾かします。この時に、ドライヤーの温風は中温〜低温に設定します。高温すぎると髪を乾燥させ、ダメージの原因となるため避けましょう。また、ドライヤーは髪から15〜20センチ離して使用しましょう。これにより、熱が一点に集中せず、髪全体に均等に広がります。
最後は冷風で髪全体を冷やしましょう。これにより、髪のキューティクルが引き締まり、ツヤが出ます。ドライヤー前後に洗い流さないトリートメントやヘアミルク、ヘアオイルやスタイリング剤を使用するのもおすすめです。これらの製品は、髪の表面に保護膜を作り、熱ダメージを軽減してくれます。
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紫外線ダメージを受けた髪のケア方法
どんなに気をつけていても、紫外線によるダメージを完全に防ぐことは難しいですよね。
日焼けした髪・傷ついてしまった髪を完全に元の状態に戻すことは不可能ですが、アフターケアで補修することはできます。
髪のダメージをケアするためのポイントとは?
髪のダメージを放置しておくと、パサつき、切れ毛、枝毛など様々な問題を引き起こします。ダメージを受けた髪を補修するためにも、適切なアフターケアを行いましょう。
髪のダメージをケアするためのポイント
保湿: ダメージを受けた髪は水分が不足しているため、保湿ケアが重要です。トリートメントやヘアパックなどを定期的に使用し、髪の内部に水分を補給しましょう。
栄養補給: ダメージによって失われた栄養を補うために、タンパク質やアミノ酸が豊富に含まれたヘアケア製品を使用しましょう。
髪を正しく洗う: 髪を洗う時は、ぬるま湯で優しく洗いましょう。また、タオルドライ後はドライヤーの熱を当てすぎないように注意しましょう。
規則正しい生活: 睡眠不足や偏った食生活は髪の健康に悪影響を及ぼします。抜け毛や白髪の原因にもなるため、規則正しい生活を心がけ、栄養バランスのとれた食事を摂りましょう。
ヘアカラーやパーマを控える: カラーリングやパーマは髪のダメージをさらに進行させてしまうため、可能な限り控えるようにしましょう。
ブラッシングを丁寧に行う: ブラッシングは髪の絡まりをほぐすだけでなく、頭皮の血行を促進する効果がるため、頭皮ケアにもなります。ただし、絡まった髪を無理に引っ張ると切れ毛の原因になるので、注意が必要です。
定期的に美容院でメンテナンスする: ダメージがひどい場合は、セルフケアでは補修が難しい場合もあります。ヘアサロンでトリートメントやヘッドスパを受けると、プロの手によって集中ケアを受けることができます。
髪のダメージを補修するには、時間と根気が必要です。上記のようなポイントを意識して、日々のヘアケアを継続しましょう。
ダメージを受けた髪の洗い方
すでにダメージを受けた髪を補修するためには、乾かし方と同じくらい、洗い方も重要です。乾かし方はすでに紹介したので、ここでは洗い方のポイントを紹介します。
洗い方のポイント
- 洗髪前にブラッシングする
- ぬるま湯で予洗いする
- シャンプーは適量を泡立ててから使用する
- 髪をゴシゴシこすらず、指の腹で優しく洗う
- トリートメントは毛先を中心に塗布し、5分程度おいてから洗い流す
- しっかりとすすぐ
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まとめ
いかがでしたでしょうか。紫外線は髪にとっても大敵です。
2024年の夏は始まったばかり!
すぐにできる日焼け対策を今日から始めて、健やかな髪をキープしましょう♪