年齢を重ねていくと気が付いたら髪の毛のうねりが出てきていませんか?若い時はストレートだったのに、今日は雨が降ってるから?なんて思っていたら違っていた。という人は多いと思います。髪の毛がうねる・広がる・まとまらない。を終わらせましょう。
髪のうねりの原因は2つだけ
髪がうねる原因は、毛穴の詰まりと髪の水分量が少ないことです。まずは毛穴の詰まりからご説明します。
ー原因1:毛穴詰まり
想像してみてください。髪の毛は頭皮から1本生えています。その最初の毛穴が皮脂で詰まっていたり、髪の毛が出ているところから片側がつぶれていたりする場合や、通常は丸型の毛穴が、楕円形やそれすらになっていない場合は、それだけで根本から歪みだし、10センチ30センチと髪が伸びるにつれて曲がっていきます。それが全体にうねりとなって現れてきます。
ー原因2:髪の水分量
もう一つは髪の水分量が少ないことです。髪の毛は3層に分かれていて、外側からキューティクル・コルテックス・メデュラとあります。
このキューティクルがうろこ状にあり、髪の水分が蒸発しないように守ってるのですが、キューティクルが剥がれてしまうと、髪の90%近くの水分とタンパク質をためているコルテックスが無防備になります。すると髪の毛の10センチ先は水分があるのに、30センチ先はキューティクルが剥がれて水分がない、その先はまた水分があって、そのまた先は水分がない・・といった具合に水分が均一にされない状態だと、1本の髪の毛がデコボコになり自然と髪がうねりだすのです。
つまり、髪のうねりのポイントは、
・毛穴の皮脂を落とすこと
・キューティクルを修復する
この2つになります。
髪のうねりを解消しよう
シャンプーを正しくおこなって、うねりの原因になっている、毛穴のつまりとキューティクルの補修をして、髪のうねりを解消しましょう。
ーシャンプー3つのポイント
- 頭皮の皮脂や角質を落とす
- 髪のバームやオイルなどスタイリング剤の油分を落とす
- 空気中のほこりや花粉などを落とす
この3点を意識しながらシャンプーをしてみましょう。
正しいシャンプーの仕方
- 必要な皮脂が流れないように、シャワーは36℃~38℃くらいの熱すぎないお湯で洗いましょう。
- 頭皮までしっかり濡らしましょう。
- 髪についているスタイリング剤の油分は、最初のシャワーでしっかりすすげば、80%は落ちてます。その後は中間から毛先などを泡で揉みこんで洗いましょう。
このやり方でシャンプーしてもベタつきが残っているときは、スタイリング剤をつけすぎているかもしれないので量を減らしてみましょう。
髪のうねりには炭酸シャンプーが効果的
バラエティショップやドラッグストアなどで、炭酸シャンプーが売られていると思います。ほとんどの人は、炭酸シャンプーの働きを”毛穴の汚れを取って頭皮がスッキリする。”くらいのイメージでいるかと思います。
ー炭酸シャンプーの2つの効果
- 炭酸が髪表面に付着している汚れを取り除くため、髪をしなやかにします。
- 毛穴の汚れを取ることによって、髪のうねりが改善されるので翌日のスタイリングが、まとまりやすくなります。
この”スタイリングがまとまりやすくなる!”ことが特徴です。
炭酸シャンプーにもよりますが、うねりがひどい人は、一週間くらい毎日使っていただいて、うねりが落ちついてきたら、週に1回とかでも大丈夫です。
ー炭酸シャンプーの使い方
炭酸シャンプーの使い方は、
お湯で髪をすすぐ→
髪を優しく洗う→
炭酸を頭皮に押し込む→
頭皮をマッサージするように洗う→
泡が残らないようにしっかりゆすぐ です。
HONEY
炭酸シャンプー
翌日のスタイリングがしっとりまとまります。
うねりを解消するドライヤーのコツ
ドライヤーも使い方ひとつでうねりを解消して、まとまりのあるスタイリングができます。
- 濡れた髪はキューティクルが開いてますので、水分が蒸発しやすい状態です。まずはしっかりとタオルドライをして水分を取ってしまいましょう。
- ドライヤーの風量を大きくして髪の根本から乾かしていきましょう。まだ髪の毛は軽く湿った状態です。
- 髪の毛を手でゆっくりとほぐしながら、ドライヤーで乾かしていきます。髪は乾く瞬間にまとまっていきますので、このときに大まかなスタイリングをしておきましょう。
- 最後に冷風を使いながら、ブラシでスタイリングを決めてしまいましょう。髪は暖かい状態から冷やすとスタイリングが固まりますので、冷風で微調整をおこないましょう。
うねりには個人差がありますので縮毛矯正をしないといけない人もいると思いますが、そこまででない場合は、シャンプーとドライヤーの基本をおさえて、毎朝のスタイリングを少しでもまとめられるようにしてみましょう。